盗賊「ぬすむ」のきようさによる補正倍率の計算式について

はじめに

計算式についてはドラゴンクエストXの計算式の仕組みや実測の数値を参考に立てた予測式であることに注意してください。

絶対にこの計算式であっているという保証はありませんが、そこそこの実測データを元に算出したものです。

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計算式

「ぬすむ」の補正倍率は以下のような計算式になっています。

1.2 + (きようさ – 51) x 4 / 948

公式ガイドブックより”きようさが51からぬすむの成功率があがる”という記載があります。また、ステータスの上限は一部をのぞき「999」が一般的です。

ドラゴンクエストXの基本的な計算式を参考にすると以下のような式で成り立っていると推測できます。

(きようさ – 51) / 948 

この式はきようさを100あげると補正が約+0.105倍になることを意味しています。

ドラゴンガイアの実測や、独自に調査した記録によると「きようさを100あげたとき補正は+0.40倍 ~ +0.45倍の範囲にある」と分かりました。よって上記の式を4倍したものが計算式ではないかと考えられます。

1.0 + (きようさ – 51) x 4 / 948

また、公式ガイドブックよりスキル140の補正は”きようさを50弱あげたものに等しい”と記載があります。この数値を上記の式にあてはめると「0.2」になるようです。

以上より「ぬすむ」の計算式は以下のようになっていると考えられます

(元のドロップ値) x [1.2 + (きようさ – 51) x 4 / 948 ]

計算すると分かりますが、この式はきようさを100あげると補正が「約+0.42194倍」になることを意味しています。

仲間モンスター「おどるほうせき」にはスキルによる補正がないので固定値1.2⇒1.0になります。

ドロップ値とは

おそらくですが、このゲームはアイテムのでやすさなどを確率で保持しているのではなく、数値(設定値)で保持していると考えられています。

このアイテムのでやすさの数値を当ブログでは「ドロップ値」と定義しています。

当ブログでたびたびでてくる予測値というのは、そのでやすさを示す数値を調査でおおまかに特定しているにすぎません。

計算してみよう

きようさ「500」のときの補正倍率は

1.2 + ( 500 – 51 ) x 4 / 948 ≒ 3.095

ドラゴンガイアのレアドロップ値は「15」です。よってきようさ「500」で「ぬすむ」をしたときのレアアイテムのでやすさの数値はレアドロップ値に補正倍率を掛けたものになります。

15 x 3.095 = 46.425

レアアイテムは最上位の優先度があるのでこの数値がそのままレアアイテムを盗む確率となります。ただし上限があるので、この数値が50を超えたときは50%になります。

この式によると、ドラゴンガイアではきようさを「556」にしたとき、ドラゴンの皮を盗む確率が50%の上限に達するようです。

元ドロップ値の特定について

いままでドロップ値の特定は敵を倒してドロップ枠の調査をひたすらするしかありませんでした。

計算式により、きようさによる補正倍率をあらかじめ知ることができます。「ぬすむ」で入手したレアアイテムの確率を補正倍率で割れば元のレアドロップ値を予測することができます。

つまりはドロップと「ぬすむ」でダブルチェックができるわけです。両方の観点から調査をして整合性を確かめています。

上限について

きようさが「999」のとき、補正倍率は最大で5.2倍になると考えています。

仮に上限が1500だった場合は最大7.2倍になりそうです。そのときは式の傾きが少し変わります。

(元のドロップ値) x [1.2 + (きようさ – 51) x 6 / 1449 ]

下記のグラフを見てわかるように、上限が違う場合も補正倍率はほとんど重なっています。実測でこの差を特定するのは現時点で不可能です。

補足と一言

「ぬすむ」の補正倍率は通常アイテムを盗む確率にもしっかり掛かっています。通常アイテムやゴールドをぬすむ確率の計算については、少しややこしいものになるので別記事にて紹介していきます。

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