盗賊「ぬすむ」の成功率には上限が設定されている件について

はじめに

盗賊の「ぬすむ」の調査で判明した仕様についてをいくつかの記事に分けて紹介していきます。

「盗賊」タグにまとめていきます。他の記事を読んでない人はご一緒にいかがでしょうか？

上限について

結論からまとめると以下のような上限が設定されています。

きようさによる成功率補正でどんなに条件を良くしても、この50％の上限に達すると確率が上昇しなくなります。

恐らくこちらにも「50％」の上限は存在します。ただしレアアイテムが必ず優先されるため、100％からレアの確率を引いた数値の半分という上限となります。

同様にレアと通常より優先度が低いため100％からレアと通常の確率を引いた数値の半分が上限となります。

上限時の盗むの成功率

レアアイテム、通常アイテム、ゴールドの「すべての盗む確率が上限に達した状況」を考えます。

(レアアイテム) = 50.0%

(通常アイテム)
= [ 100.0% – 50.0% ] x 0.5 = 25.0%

(　ゴールド　)
= [ 100.0% – 50.0% – 25.0% ] x 0.5 = 12.5%

(　盗む失敗　)
= 100.0% – ( 50.0% + 25.0% + 12.5% ) = 12.5%

以上より

盗賊の「ぬすむ」の成功率は絶対に100%にならないのです。

レアドロップの確率が極低で通常ドロップの確率が高いとき

ここで、仮にレアアイテムをいっさい落とさない敵が存在したとします。

通常アイテムを盗む確率が上限に達していた場合はレア0%-通常50%-ゴールド25%-失敗25%のような分布になります。

ちなみにこのような分布は元のレアドロップの確率が低く、元の通常ドロップの確率が高い破魔石やレアボスでおこります。

盗むの失敗を含まないとき

「ぬすむ」は基本的に成功するまで続けますよね。

すべての盗む確率が上限に達した状況で失敗を省いた実質のレア、通常、ゴールドの比率と確率は以下のようになります。

誤差+-5%程度を考慮すると「ぬすむ」でレアアイテムになる確率は52%～62% ぐらいの確率で頭打ちになります。体感的に5～6割とれていたら上限に達していると考えて良いでしょう。

補足と一言

今回のお話を画像でまとめるとこんな感じです。

このレアアイテムや通常アイテムを盗む確率が上限に達してしまう状況はそんなに多くはないです。転生のアクセサリー、コインボス、試練の門、レアボス、破魔石などが該当しそうです。